鏡をよーく見てみたら、ほうれい線のあたりがうっすら茶色い感じに。
え？アイシャドウとかが付いた手で触ったっけ？
と思ってメイクを落としてみても茶色いまま。
まるで若い子がわざと老けたように見せるために
メイクしているようなザ・オバサン顔でした。
ヤバイヤバイ！！と思って色々調べて対策したところ
ほうれい線が茶色くなるにはいくつかの原因があるみたいです。
茶色いほうれい線の改善方法
ほうれい線が茶色くなる原因は？
ほうれい線は線とは言っても、
たるみなどが原因で影ができるだけで
実際に肌に線ができるわけではありません。
つまり本来のほうれい線と、
ほうれい線付近が茶色くなっていることは
別問題ということですね。
ほうれい線付近が茶色くなる原因として考えられるのは
- 色素沈着
- 汚れや古い角質の蓄積
- 糖化
の3つです。
色素沈着の原因と改善法
まず一つ目に考えられるのは色素沈着です。
色素沈着とは茶色いメラニン色素が過剰に発生することで
お肌が茶色く見えてしまう状態です。
つまりはシミと同じ原理なので
紫外線を浴びることよっても起きてしまうのですが、
ほうれい線の所だけピンポイントに茶色くなっている場合は
摩擦が原因だと考えられます。
メラニン色素はお肌がダメージを受けた時に生成されるので、
肌をこするなどの刺激によっても茶色くなってしまうのです。
鼻をかんだりマッサージで口元を触ったりと、
ほうれい線付近は手で触れることが多いので
色素沈着ができやすいんですね。
また、ほうれい線を改善しようとマッサージをしている方は
その時の摩擦によって
茶色くくすんでしまっている可能性もあります。
本来メラニン色素はターンオーバーによって
自然に排出されていきますので、
ターンオーバーしやすいお肌環境を整えていくことが重要です。
保湿ケアをしっかりするのはもちろんのこと
ビタミンC誘導体などが含まれた
スキンケアアイテムを使うのが効果的ですね。
それに加え、これ以上メラニン色素を発生させないために
お肌は優しく触るように心がけましょう。
汚れや古い角質の蓄積の原因と改善法
ほうれい線はたるみによって溝ができている状態なので
そこに落としきれずに残ったメイク汚れなどが溜まり、
茶色く見えている場合もあります。
また、本来垢となって排出されるはずの古い角質が
排出されず蓄積し、角質が分厚くなること（角質肥厚）でも
お肌が茶色くくすんでしまいます。
このタイプの場合、もちろん毎日のクレンジングなどで
汚れをきちんと落とすことも大切ですが、
ピーリングなどで古い角質を除去するのも効果的です。
古い角質を除去することはターンオーバーの促進にもつながり、
色素沈着の改善にもつながりますよ。
ただピーリングはやりすぎてしまうと
お肌を傷付けてしまうので、
多くても週1回のペースとどめましょう。
糖化の原因と改善方法
ほうれい線だけではなく全体的に黄ぐすみが目立つ場合、
お肌が糖化している可能性があります。
肌の糖化とは簡単に言うと、
体内のタンパク質や脂質が糖と結びつくこと
によって起こる現象です。
それによって生成された老化を促進させる物質である
「糖化生成物」(AGEs)が蓄積されることで、
お肌が茶色くくすんでしまいます。
炊き立てのお米が時間が経つにつれ
黄色く固くなるのと同じ現象ですね。
お肌の糖化を防ぐには、
菓子パンやジュースなど糖分の多い食事を控えたり
食後に運動をして糖を消費し、
糖を過剰に余らせないことが大切です。
また、糖化生成物は体内で作られるだけではなく
食品そのものに含まれている場合もあります。
肉類などに多く含まれるのですが、
食材より注意しなければならないのが調理方法です。
糖化生成物は高温での調理が長く続くほど増えるので、
焼いたり揚げたりすると糖化生成物が増加してしまうのです。
お肌の糖化を予防するためには、
揚げ物より蒸し料理などを選ぶようにするのも効果的ですね。
ほうれい線の茶くすみが消えるまでの間
メイクでカバーする方法はこちら↓で紹介していますので
参考にしてみてください。
⇒ほうれい線はハイライトで消せる！？メイクで上手くカバーするコツ
